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渡辺克也さんのオーボエの演奏会

7/31木曜日、丸高蔵にてオーボエの演奏会が行われた。
演奏していただいた方は、渡辺克也さん。
人の縁から、この演奏会の話が持ち上がり、インターネットなどで調べたら、世界的な演奏家のようだと分かり、少々驚いた次第。田舎の味噌屋に世界的な方が来ていただけるとは、まったく予想もしていなかった事だ。

当日は、午前11時から12時近くまで演奏して下さった。
ほんとに間近で、オーボエのことやドイツでのことなどを話していただきながら、演奏していただいた。
循環呼吸というテクニックにより、延々と鳴らし続ける奏法の実演や、ドイツに住んで十年ほどたってから日本の価値を改めて感じたこと、ベルリンのご自宅で は納豆を自家製で作られていて、においの強い粘りのある納豆がお好きだとのこと、最近の納豆は香りがすくなくなって物足りないとも、話された。お味噌も日 本に帰ってきたときは大量に買って帰るとのこと。

演奏曲は、ジムノペディNo.3(サティ)、オペラ「ジャンニ・スキッキ」~私のお父さん(プッチーニ)、ふるみち、エレジー(ニノロータ?)、ジュピ ターのオーボエバージョン、チャルダッシュ(モンティ)、蘇州夜曲(服部良一)、ダッタン人の踊り。のはずだが、間違っていたらすいません。
渡辺さんの人柄のせいか、楽しい音楽会だった。世界的な方にも関わらず、気さくな人柄に、私も含めてファンになった方が多かったと思う。 途中、クーラーのせいで楽器の調子が悪くなったため、渡辺さんとお客様とへ、ご迷惑をお掛けしました。お許し下さい。

CDのサイン会、昼食の後、当社の六斗蔵へ移動し、熟成中の味噌桶が何本も立ち並ぶ前での演奏までしていただいた。
味噌の香りと、発酵中のアルコールの香りとの混じった室の中です。微生物の働きで、二酸化炭素の量も多いでしょうか、とも質問された。管楽器の演奏では、我々よりも酸素を要求するでしょうから、酸素不足で倒れられたら大変だとも思った次第。
味噌蔵は、音の響きが好く、当社社員とマスコミ関係の人だけでしたが、すばらしい音色に聞き入ってしまった。
ここでの演奏曲目は、モーツァルトのオーボエ協奏曲。渡辺さんの演奏ぶりも、心なしかのっているように見え、すばらしい演奏でした。我々だけで聞くのは本当にもったいないと感じた次第です。熟成中のお味噌が本当においしくなりそうな演奏でした。

翌日の新聞には、地元紙を始め、朝日新聞の全国版にまで載っており、渡辺克也さんのおかげだと感謝しております。 その新聞をみて、山形県のお医者様からも、お味噌に音楽を聞かせる効果についてお電話を頂くなど、大きな反響があった。


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渡辺克彦さんのプロフィール
1966年、埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ。4歳より才能教育でピアノを、14歳よりオーボエを始める。県立浦和高校を経て東京芸術大学卒業。大学 在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団に入団。90年第7回日本管打楽器コンクール・オーボエ部門で優勝、併せて大賞を受賞。

91年にドイツへ渡り、以降ヴッパータール交響楽団、カールスルーエ州立歌劇場管弦楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ歌劇場管弦楽団の首席奏者を歴任。ま た、ソロイスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルグの首席奏者としても活躍している。ヨーロッパ各地の名手と競演を重ね、評価を確実に高めている。

同歌劇場の音楽監督、クリスティアン・ティレーマンの絶大な信頼のもとドイツの新聞各紙にて「オーケストラ・ピットの中ではコウトの指揮のもと、ワタナベ のオーボエがはかり知れない説得力で異彩を放っていた」、「オーケストラの中の希望の光」等と高い評価を得ている。98年の同歌劇場日本公演でも、日本国 内各誌紙がこぞって渡辺の名を挙げて絶賛した。

CDはこれまでに02年「ニュイ アムール~恋の夜」(レコード芸術誌準推薦盤)、04年「∞~インフィニティ」、06年「リリシズム―オーボエが奏でる日本の美」(以上ビクター)、08 年7月にソロ・デビュー10周年記念「Impression ~Katsuya Watanabe,Oboe」(キング・インターナショナル)をリリース。

これまでにスロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、ハンガリー放送交響楽団、ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団、ヴェネツィア室内合奏団、東京都交響楽団、新星日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団等と共演。

耳を疑うほどの超絶技巧と、オーボエの限界を超えた美音で聴衆を魅了してやまない、今最も注目と期待の集まる実力派である。